鳥羽水環境保全センターで公開されている藤を見に行った。あいにくの雨だが、人出もほどほどで、また風情もあって、悪くない。藤棚の下を歩くと花の香りが満ち満ちていた。
スーパーに行こうと思って、外に出て5分で引き返した。寒すぎて一瞬でお腹が痛くなり、引きこもって過ごす。
今日こそスーパーへ。ムーミンとモンテールがコラボしたキャロットケーキを探してさまようが、全然見つからない。
お正月の売れ残りっぽい、安売りしていた高級ハムを食べた。
順調に進んでいた仕事だったのに、思いもよらないところで手を取られた。どれだけの作業量を要するのか、見通しのきかない仕事にはうんざりする。
仕事中に腹痛が到来。痛みで何も考えられず、しばらく熊のようにうろうろする。トイレに行っても何もなかったけど、たぶん生理が来たんだなと思ってEVEを頓服した。内臓が傷ついてますよ~って感じの痛みと、骨が軋んでますよ~って感じの肩こり。
脂汗をにじませながら出勤。電車で倒れるかと思ったわ……。働いているうちに痛みは治まったが、無性に生クリームが食べたくなり、クロワッサンに生クリームとイチゴが挟んであるやつをお昼ご飯に食べた。
この一週間、仕事終わりにスーパーを回ってみたけど、ムーミンのキャロットケーキなんかどこにもない。フェイクニュースか? かわりにお惣菜のアジフライを買って帰ったら、ムーミンが釈然としない顔してた。
午前の時間を部屋の掃除と模様替えに費やした。
午後、買い出しの帰りに「研究をしているのですが、3分だけご協力いただけませんか」と呼び止められ、ゼミの研究か何かかと思ったら、宗教勧誘だった。現代にもいろいろな災いがあるから一緒に過越祭を過ごしませんか~みたいな。
あ、これ宗教勧誘だ、と気づいた瞬間の、あの殺伐とした感覚。困ってるのかなと思って足を止めた自分の善意を利用されているような落胆。まあ、向こうも善意なんでしょうけど。
思いつきで貴船神社へ。下界とは別世界だった。
ようやく仕事はじめ。働き始めないと世間に置いていかれそうな怖さと、そうはいっても働きたくない億劫さ。会社の人がもみじ饅頭を配っていて、私も帰省中のお土産を用意していたのに、玄関に忘れてきたことに気づいた。
冷蔵庫ににんじんが余っているので、大量のにんじんラペを作った。
飾っていた小さい鏡餅をぜんざいにして食べた。
Youtubeのマイクラ動画を参考にしながら、DQB2のピラミッドの西側に建物を建てた。ここはオアシスを取り囲む、少しのどかなエリアにしようと思う。南側は宿屋やレストランがある観光地、北側はバーやマッサージ店がある繁華街、東側かちょっと離れたエリアは、崖をくりぬいた集合住宅のある貧民街にしよう……という立派な構想だけは立てている。
2000頁近い本の企画が回ってきた。死にたい。仕事はできる人のところに集まるっていうけど、人材不足なので、できない人のところにも普通に集まる。
あけましておめでとうございます。
朝9時前の新幹線に乗り、お昼前に博多駅に到着した。「串匠」というお店でランチ。
夕方に実家に到着。簡単に床を掃除したり、リビングにこたつを出したり。そのあと疲れてひと眠りしている間に、夜ごはんの準備が終わっていた。
【夜ごはん】かに鍋
午前中はゆっくり過ごし、午後から、「ごまめ」「紅白なます」「蕪なます」「栗きんとん」を作って、おせちの準備をした。そのあと、母が仕事から帰ってきたので、餅つきを始めた。2升分のもち米を蒸して、機械でついて、ちぎって丸めていく*1。
最後のほうの少し形の悪い餅はあんこ餅にして、そのまま食べた。できたてが一番おいしい。終わった後は、粉が散ったテーブルや床を片付けて、おせち作りの続きへ。八幡巻*2と昆布巻*3を用意した。それから、車海老の殻を黙々と向いて、臭みとりをして、天ぷらに。お蕎麦に乗せて、紅白歌合戦を観ながら食べた。
紅白歌合戦は楽しかった。司会の女優二人は華があり、愛嬌もあり、アナウンスとしても聞き取りやすい。若い頃からずっと大人の世界で活躍している人は、気力、体力、胆力が備わっているんだなと感じた。薬師丸ひろ子と藤井フミヤの声が本当によくて、聴き入った。穏やかな大晦日だった。
【夜ごはん】海老天蕎麦
昨日作ったおせちと、買ってきた黒豆、伊達巻をお重に詰め、お雑煮も用意して、家族で新年の朝ごはんを食べた。神棚と荒神様*4にもお雑煮とお神酒をあげた。例年なら裏山にある小さい稲荷の祠にもお供えするが、大木が倒れて壊れてしまったらしい*5。
お昼もおせちとお雑煮を食べた。スイカゲームをしながら、のんびり過ごしていたら、夕方に石川県の地震の速報が入った。
【夜ごはん】すき焼き
こたつで、母が秋に拾って冷凍しておいてくれていた栗の皮をちまちま剥いて、夜ごはんの準備をした。そうこうしているうちに、羽田空港の飛行機事故のニュースが入り、乗客の心配と、立て続けの不幸な出来事とで、暗澹たる気分になる。
夜、久しぶりに動悸がして、しばらく眠れなかった。一寸先は闇だと感じる。年老いた祖父や母への不安、自分が今後の人生で見舞われるかもしれない不幸への不安。悪い想像が頭の中を渦巻いて、恐ろしくて、苦しかった。
りんごのタルトを作った。タサン志摩さんのレシピで、材料はりんご、バター、小麦粉、砂糖、卵、アーモンドプードルだけだから、比較的お手軽に、それっぽい美味しいタルトができる。
母がめちゃくちゃスイカゲームにはまっていて怖いぐらい。かくいう私も、スイカを作ることに成功した。BGMが頭から離れなくて悩まされた。
【夜ごはん】焼き餃子、中華スープ、胡麻豆腐
朝、実家を出発し、18時ごろに京都に到着。例年になくのんびり過ごしたお正月だったが、長距離移動で体は疲れ、連日の暴食に胃腸は荒れ、暗いニュースに気持ちは沈んでいる。湯船につかり、Youtubeを作業BGM代わりにして、日記を書いて就寝。
【夜ごはん】りんごのタルト
飛行機事故の影響で、ペットを機内に同伴できるようにしてほしいという要望を聞くけど、手荷物すら持っていけないような状況でペットと一緒に脱出するオペレーションって、不可能じゃないにしても、乗員全体の生存率を下げるんじゃないか、と思ってしまう。ペット同伴可ないし専用の機体を用意できればいいけど。
昼過ぎに出かけて、『枯れ葉』という映画を観た。現代のヘルシンキにあって、時代に取り残された労働者の人々。シュールなユーモアとベタなすれ違いで紡がれる、ピュアで地味な初老の恋愛模様。女性の部屋が小さいながらも素敵で、彼女が途中で飼うことになる犬もめちゃくちゃかわいかった。
【夜ごはん】納豆ごはん