0826-0901 観劇『怪談 牡丹燈籠』

8/26 sat.

お昼にとうもろこしのバター醬油パスタを作って食べた。天才的においしかった。

その後、17時まで昼寝をしてしまい無駄に元気になったので、着替えてイオンモールまで出かけた。東西に走る大通りを歩いていると、西の空が雷でピカピカと光っていた。大阪か神戸方面。怖いぐらいの頻度と明るさで、しばらくぼんやりと眺めていた。京都は夜風が吹いて穏やかだったので、遠い西の空の不穏さが、かえって不気味だ。

 

8/27 sun.

不要な本をブックオフで買い取ってもらった。約30冊、約2000円。持ち運んだ労力の割には……だけど、古いレシピ本とか月刊誌も多かったから仕方ない(と言い聞かせる)。

 

13時過ぎ、河原町では国民民主党の玉木氏と前原氏が街頭演説をしていた。のを横目に、私はどこかで落としてしまったカーディガンを探し回っていた。古本の買取代と、落としたカーディガンとで、プラマイゼロ。禍福は糾える縄の如し。。。とか落ち込んでいたら、なんと見つかった。どなたか親切な人が、道端の目につきやすいところに置いてくれていた。幸あれ。

 

14時から坂東玉三郎特別公演・片岡愛之助助演『怪談 牡丹燈籠』の千穐楽を観劇した。歌舞伎鑑賞教室以外で歌舞伎をみるのは初めてだったので、奮発して9000円の2等席。3階席1列目の端のほうで、花道のセリがギリギリ見える。少し遠くはあったけれども、十分楽しめた。

 

  • 今回の演目は会話劇なので、予習せずとも話に入り込むことができた。怪談としての情緒を壊さないためか、新型コロナへの配慮なのかはわからないが、大向こう・掛け声(よ!○○屋!)は禁止だった。
  • 三遊亭円朝の怪談話を再構成したもの。怪談とはいっても、庶民の夫婦に焦点をあてた笑って楽しめる人情劇で、だからこそ最後の展開がいきてくる。セリフや笑いどころは、歌舞伎の情緒を崩さない範囲で、かなり現代の感覚に合わせてあるように感じた(この紹介がわかりやすい▶玉三郎×愛之助「笑える怪談」―「怪談 牡丹燈籠」 京都・南座8月公演 | 紡ぐプロジェクト)。
  • 片岡愛之助さんはテレビの姿しか存じ上げないので、むしろ女形のようなたおやかなイメージだった。それが今回、線の太い庶民の旦那を演じられていて、何より声がまったく違っていて、それがいかにも、その役柄そのものという感じで驚いた。めちゃくちゃいい声!
  • 人間性をあらわす歌舞伎自体の表現と役者自身の表現。その人物がどのような立場、性格、役割、人間関係なのか、お峰と伴蔵がどういう夫婦なのかが、すっと入ってくる。歌舞伎ってもっと難しいものだと思っていたけれども、普通の劇みたいに楽しめた(そういう演目だったのだと思う)。
  • お六とばっちりすぎる。
  • 南座自体の難点はある。まず足元が狭いので、移動のたびに恐縮する。左右も狭く、今回は隣の人が前のめりで観ていたので、かなり視界に入ってきて鬱陶しかった。観劇後の肩こりがすごい。

 

観劇後、お腹が空いたのでお向かいの「菊水」で夕ご飯。

 

ビーフカツ定食1900円(入ってきたお金をすぐ使うタイプ)。

ポテトサラダにはリンゴが入っていた。じゃがいものスープはお皿にたっぷり。ビーフカツにはカレー風味のソースがかかっていて、パスタが敷いてある。食後にデザートと珈琲もついてくる。おいしくて、いっぱい食べられて満足。しかし、サーブがサイゼリヤ並みに早いので、急いで食べてしまった。泰然自若とした人間になりたい。

 

8/28 mon.

憂鬱な月曜日。あれもこれもそれも今月中に終わらせたい。

 

8/29 tue.

憂鬱な火曜日。朝から嫌になるメール。お互いの認識不足のせいなのはわかっている。仕事も人生もめんどくさすぎる。

 

8/30 wed.

やけに眠くて憂鬱な水曜日。

 

8/31 thu.

無性にクレープが食べたくて、しかし、帰宅したあとでもう家からは出たくなかったので、出前館で頼んで食べた。たっぷりの生クリームでずっしりとして、最初はおいしかったけれど、途中から胸やけがして、必死に食べきった。お腹もなんだか気持ち悪くなり、しばらく横になった。

 

9/1 fri.

ピーマンの肉詰めを作った。パン粉も小麦粉もなかったので米粉を使った。いつもよりジューシーさに欠ける気がする。